久々に自分のイヤホンのお話をしますね。今回は買ったわけではないですが。
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先日、ラディウス株式会社さんより「HP-TWF00」改め「ドブルベ アンテリュール」をいただきました。ありがとうございます。
一応言っておくと、別にラディウスさんと邪な関係があるわけではなく「HP-TWF00ネーミング総選挙」なるものに応募したらたまたま当たったってだけです。やったぜ。
元々ドブルベは初代を持っていまして。結構気に入っているシリーズではあります。
・開封の儀
恒例のダイジェスト形式で。
・外観
私の写真のセンスが無いのは百も承知として。
私個人としては「ドブルベっぽい」デザインだなーと感じます。いいと思うか悪いと思うかはアナタ次第です。
ジャック部分が斜めになっているのは一つのポイントかもしれませんね。ケーブル自体のデザインは悪くないです。
色はこの写真よりもうちょっと暗い感じの赤です。いや普通にかっこいいですよ。
ただ欠点を言うならば、25000円とる割には安っぽい・・・という印象です。プラスチックは別にいいのですが、分かれ目がハッキリと見えてしまっていて、ちょっと力を入れて左右に動かすと簡単に動きます(笑)。ちょっとコレはいかがなものかと。耐久性にちょっと不安を感じます。
・装着感
軽い。めちゃ軽い。まあプラスチックですしそりゃ軽いか。
真横ではなくちょっと角度をつけて装着するといい感じです。真横だとMMCXコネクタ部分が耳にあたってしまって痛いので。もちろん個人差はあると思いますのでそのへんはご自身で探してみてください。
付属のケーブルも柔らかいのと被膜の肌触りがいいので不快感はないです。
・音質のファーストインプレッション
お待ちかねの音質です。ファーストインプレッション編です。エージングは全くしていない状態です。
DAPはSL-S30とFLANG V5。
まず音場が広い・・・というか、空間表現が上手いと感じました。ただ音場が広いだけではなくしっかりとした空間が作られるのが好印象です。
ローは出る。量質共にいい。ローに関しては合格点をあげられます。
ミッドも合格点でしょう。アナログ系もデジタル系もいけます。ここまでは神。
問題はハイ。お前はダメだ。完全に天井が見えてしまっていて、こいつは駄目だって感じです。
ただ、この出方はなんとなーく「ここが原因じゃねえか・・・?」という改善点が浮かぶ感じでしたので試してみました。
・改善点
遠慮なく斬らせていただきますよ。
1.イヤーピース
今回、ラディウスさんの方で「ディープマウントイヤーピース」なるものを開発したらしく、このドブルベアンテリュールにもそのディープマウントイヤーピースが採用されていました。
このイヤピが耳に壊滅的に合わない。
まあ、ラディウスさんがやりたいこともわからなくもないのですが、残念ながら私の耳には合いません。
そんなわけでおなじみSpiral Dotを装着してみました。
2.ケーブル
どっちかって言うとこっちのほうが大きな原因かもしれませんが、こりゃケーブルで化けるタイプだな・・・と。
そんなわけで懇意にさせていただいているFFの方からおすすめいただいたケーブルを買ってまいりました。型番はSKR1200BLというそうで、千石電商で売っています。
どうやらこのケーブル、CREATIONというメーカーさんが作っているそうで。導体はPC-Triple C、プラグはアンフェノール、ハンダはWBT-0820という構成です。とりあえず試してみようと購入してみました。
1と2を踏まえて変貌したドブルベさんがこちら。
おい!色のセンスねえなお前って思ったやつ!出てこい!
言い訳をさせてくれ。
私は御存知の通り横浜ベイスターズの大ファンなわけですよ。無意識に幼少期から青いものを買うようにインプットされているわけです。
目の前に!黒と赤と青のケーブルがあったら!組み合わせなんて気にせずに青を買ってしまう人種なんだ!仕方ないだろう!
え?お前ロヒブランコじゃねえかって?さあ何のことだか(すっとぼけ)
ドブルベよ。こんなオーナーを許しておくれ。
気を取り直して。
・音質(改善後)
コレ本当におんなじイヤホンから出ている音か?と疑いたくなるレベル。
ローはガンガン出る、かと言ってキレも悪くない。ミドルは生々しさがより際立って聴こえる。
問題のハイは・・・おお。確実に天井が高くなっていい感じ。
あれ?コレいいんじゃね?確実に二皮ぐらい剥けた感じがします。
もちろんこれからエージングで音の変化は出てくるとは思いますが、今後の変化がとても楽しみになりました。
台湾旅行、持っていこっと。
では開封とファーストインプレッションでした。
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