今更ながらですが。
最近、以前書いたM1の記事に多数のアクセスを頂いております。コレ自体は大変嬉しいお話なのですが、なんせ真面目に記事を書いていないもので、中途半端なところで終わってしまっているんですね。なので、今回は改めてShanling M1をレビューし直していきたいと思います。
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以前の記事はこちらです。
凄く中途半端に終ってますね。前の内容に被ってしまうところもあるとは思いますが、ご了承くださいませ。ただ、前回の記事からだいぶ経っているので「使い込んでのレビュー」という意味では良いかもしれません。
一応申し訳程度に写真を貼り付けておきます。私が購入したのはブルーですね。ベイスターズファンなので仕方ないです。
・スペック
まずは簡単なスペックをおさらい。
サイズ | 60mm×50mm×12.8mm |
---|---|
重さ | 約60g |
ディスプレイ | 2.35インチ TFT液晶 |
PCM | 192kHz/24bitまで対応 |
DSD | DSD64、DSD128 |
Bluetooth | 4.0、Apt-X対応 |
D/A Converter | AK4452 |
Amp | MAX97220 |
ゲイン | High/Low 切り替え可 |
実動作時間 | 9-10時間 |
「ツボは抑えてある」という感じですね。最近ではアップデートでDoPにも対応したようです。
回路云々の話はあまりしませんが、AMPやLPF等をMAX97220という一つのチップで賄っているのが大きな特徴です。小型化に成功した要因とでも言いましょうか。
外部ストレージはMicroSDが1枚増設可能です。最近は256GBのMicroSDも出回ってきたので1枚でも十分かなーと思います。
電池持ちは悪くないです。2-3日は普通に持ちますね。
・デザイン
まずは見た目から。非常にシンプルです。押し込み可能の音量調整ダイヤル、電源ボタン、戻るボタン、先送り&巻き戻しボタン、3.5mm3極ジャック、USB Type-Cコネクタ、MicroSDカードスロット*1、以上です。ごちゃごちゃ余計なボタンが付いていないのが良いところですね。そして何よりバランス端子がついていないのが最高です。これだけで買う価値があります。
そしてコンパクトです。さらに軽い。持ち運びには最高です。M1を買うまでずっと3段を使ってきましたが、やっぱポータブルオーディオってこれだよね・・・としみじみ感じます。いや、もちろん多段とかも面白いんだけどね。やっぱコンパクトさっていうのは大事な要素だと思うんですよ。
・操作性
やっぱりこちらも大事ですね。使い勝手というのは大事な要素です。
正直に言うと若干クセがあります。慣れるまではちょっと時間かかるでしょう。ただ、慣れてしまえば特に問題ありません。FWもどんどんアップデートされているのでかなり安定してきました。
EQはまあ並ですね。この手のDAPの中では遊べる方だと思います。
・音
いちばん大事なのはここです。音です。
いくらデザインが良くて操作性がよくても音が悪かったら話にならないわけですよ。まあ世の中にはデザインもかっこ悪いし操作性もクソで音がそれ以上にゴミなDAPも(以下自主規制
この手のDAPは「コンパクトだけど音がいまいち」という機種が多かったですが、こいつは一味違います。
まず癖が少ない。まったくないとは言いませんが、余計な味付けが少ないです。そしてなにより、低域が近年のDAPの中では珍しくある程度まともにちゃんと出る。ここがポイントです。
最近のDAP、本当にまともな低域を出せません。まあそもそもポタでまともな低域を出すこと自体かなり難しいのですが、それにしてもひどすぎる。もう「難しいから諦める」という方向に向かいつつあると感じます。
そういった意味ではこのM1は久しぶりにある程度の水準の音が出せるDAPだと思います。
もちろん、USBからデジタル出力もできますから多段もできます。長く楽しく遊べるDAPだと思いますので、皆様是非触ってみてください。
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