こんにちは。眠い目をこすりながら書いているので誤字はあしからず。
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今日はOBS 28.1で追加されたNVENCオプションについてお話します。
基本的な設定の大枠はこちらの記事から変わってませんので、細かい話はこちらの記事をご覧ください。
【GeForce向け】Twitch配信者のためのOBS設定 ~最高の配信を求めて~
僕はこんな人間ですよっと
TwitchでFPSやら雑談やらの配信をしています。切り抜きをYouTubeにアップしたりしています(頻度はクソ不定期です)。
僕の配信環境(PCスペックとか)についてはTwitchの概要欄に記載しているので、気になったらチェックしてみてください。わかんないことは配信のチャットで聞いてもらってもOKです。
追加されたオプション
一応便宜上追加と書いてあるのですが、実はこのオプションの類は以前から使うこと自体はできました。OBSにはFFmpegカスタム出力という機能があり、そちらを活用することでこれらのOBSの配信タブには表示されないオプションを直接指定という形で使うことができます。
今回のアップデートで、FFmpegカスタム出力でしか指定することができなかった一部のオプションが、配信や録画タブの項目に追加され直接指定することが出来るようになりました。
なので、いままでFFmpegカスタム出力を使っていた方からするとどうでもいいかなというアップデートになります。
とはいえ、全くそういったオプションの類を設定せず使っていた方がほとんどでしょうし、いきなりP7とか言われても意味分かんないぜ!となると思うので、一応書いておこうかなと筆を取った次第です。
プリセット(-preset)
以前はMax Quality、Qualityなどから選択する形でしたが、今回からP1~P7から選択する形になりました。個人的には以前よりもわかりやすくなったと思います。
P1が一番品質が悪く、P7が一番品質が高いです。
この項目は、グラボの世代、型番、使用状況(1PCなのか2PCなのか)、配信する映像のソース(雑談なのかFPSなのか)によって大きく推奨値が変わってしまうので、シンプルに一番上のP7プリセットから順番にテスト配信などで試していくことをおすすめします。
ぶっちゃけ、自動的にアップデート時に元々の設定をそのまま引き継ぐ形でアップデートされるので、よく分かんなかったらそのまま使ってもらうのが一番安全です。
目安として、今までMax Qualityで配信していた方はP5orP6、Qualityで配信していた方はP4orP5ぐらいがよいかなと思います。僕はこのアップデートが入るよりも前にFFmpegカスタム出力でP7を指定して配信していますが、2PC配信でマシンパワーに余裕があるので、P7でも問題なく配信できています。要はPCと相談ですね。
チューニング(-tune)
高品質、低遅延、超低遅延から選択できます。
正直言って、僕はそこまで低遅延にこだわって配信をしておらず、どちらかというと多少遅延があってもいいから品質と安定性を高めたほうがいいと思っているので、高品質で配信しています。
低遅延以下を選ぶとフレームスキップが出る場合があるので注意。
大会のミラー配信とか、そういうのを行うのであれば低遅延の方がいいかもしれませんね。
マルチパスモード(-multipass)
2パスとはなんぞや、と言うのは最初に引用した以前書いた記事で詳しく解説しているので割愛します。
以前の解説でも書いていますが、個人的には2パスはあったほうがいいと思っていますし、自分の環境では特にエラーが出ないので2パスにして配信をしています。もしエラーが出るなら素直に1パスでいいと思います。
フル解像度のほうがマシン負荷はかかりますが、ファイルサイズあたりの品質を上げることができます。こちらも他の項目同様、自分の環境では特にエラーが起きないので2パス(フル解像度)で配信をしていますが、品質的には1/4解像度でも十分だと思います。
結論:よくわからないならそのままでいい
あれこれ書いておいてそれかよと言われそうですが、ぶっちゃけよくわかんねえなって方はOBSが自動的に設定してくれるので特に何も触らずいつも通り配信してください。
一応今までよりも設定できる項目とレベル(特にP1~P7)が細かくなり、より手軽に設定を追い込めるようになりましたので、少しばかり遊んでみてもいいかな、ぐらいの気持ちで触ってみてはどうでしょうか。
最初に書いた通り、もうちょっと詳しく知りたいとか自分の環境ではどうなのかとか、気になることがある方は配信に遊びに来てください。わかる範囲のことであればお答えします。
ようこそエンコード沼へ。沼のほとりでお待ちしております。
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